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私は自他ともに認めるガサツな女です。たとえば出掛けるときは物干しから直接取った服を着ています。そんな私ですが、実は「丁寧な暮らし」にものすごく憧れています。
休日の朝はパンケーキを焼き、ドリップでコーヒーを淹れ、季節の花を飾る――そんな人になりたかった。けれど現実は、花を飾ればすぐに枯らし、休日の朝も起きたら昼で、結局カップ麺をすすっています。「朝出掛ける前に一杯の白湯を飲む」ぐらいなら私もできると思ったのですが、お湯が沸くまでの間にスマホを見始めたら、いつの間にか出掛ける時間ギリギリに。慌てて水道水をジャーッと足して、立ったまま一気に飲んで家を出ました。これでは、ただの「ぬるい水の早飲み」です。
MEGUMIさんは、お忙しいのに「丁寧な暮らし」を実践されている印象があります。私のようなガサツな人間が「丁寧な暮らし」を営むには、どうすればいいのでしょうか。
(28歳・女性 埼玉県)
「ぬるい水の早飲み」(笑)!
ちょっとぐらいガサツでも、そのセンスが私はうらやましいです。
まず言っておきたいのは、メディアで紹介されている「丁寧な暮らし」は、その人の生活の中で素敵な部分を切り取ったもので、あくまで演出です。あのイメージ通りに1日24時間、365日ずっと「丁寧な暮らし」をしている人はこの世にいないと思います。
私にもそういうイメージがあるのかもしれませんが、やっぱり人間なんで「今日やべえな」という日はあります(笑)。とくに私は昔から片付けが苦手で、物も好きだからたくさん買っちゃうのが悩みでした。
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source : 週刊文春 2026年11月5日号
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