「世界一幸せな国」フィンランド前首相が来日。「オジサン政治」が蔓延する日本をどうみているのか。ロシアとの知られざる関係、トランプ米大統領や中国の習近平国家主席らストロングマンとの外交術をお伺いしました。
(サンナ・マリン 1985年生まれ、ヘルシンキ出身。2019年に34歳でフィンランド首相に就任。女性のみの党首で構成された連立政権を導き、23年まで女性首相として同国史上最長の任期を務めた。現在はトニー・ブレア・グローバル・チェンジ研究所の戦略顧問を務める。)

阿川 ようこそ日本へ。
マリン ありがとうございます。また日本に来られて、嬉しく思います。
阿川 前回は4年前、首相として来日されたそうですが、今回は観光とかできました?
マリン 10月13日に到着したんですが、オフの時間はあまりなくて明治神宮に立ち寄ったぐらいです。後は大学で講演したり、日本の女性リーダーと交流したりしました。今日(17日)、日本を発つんです。
阿川 ハードスケジュール! マリンさんは2019年に、当時世界最年少の34歳で、フィンランドの首相になられて、2023年までお務めになりました。今回、来日された目的の一つが、首相時代の回顧録『Hope in Action』の日本語翻訳版『行動こそ希望! 34歳、一国を率いる』(ホーム社、訳:久山葉子/服部久美子)のプロモーションだとか。
マリン はい、すでに20カ国で出版が決まったと聞いています。日本、イタリア、ポルトガル、トルコ、ベトナムなど、多くの国の人たちに関心を持っていただいているようです。地政学的なテーマを扱っているので、近隣国のウクライナやポーランド、ドイツなどで反響が大きいです。
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source : 週刊文春 2026年11月12日号
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