終盤の大失速もあり、2021年シーズンを3位で終えた巨人。G党から変革を望む声が高まるのをよそに、球団は原辰徳監督(63)と新たに3年契約を結んだ。
「原監督は19年のシーズン終了後に阿部慎之助(42)を引退させ、帝王学を授けるために二軍監督に就かせた。この時点では今オフの監督交代が織り込まれていたのです」(番記者)
なぜスムーズに“禅譲”が進まなかったのか。
「阿部さんはミスをしたら厳しく叱責したり、罰走をさせたりと、二軍選手を萎縮させていた。その体育会気質が読売新聞本社筋から良く思われておらず、一軍監督としては時期尚早と判断されたようです」(同前)
結果、巨人軍の次期監督戦線は混沌模様に。来季のベンチには阿部慎之助一軍作戦兼ディフェンスチーフコーチ、元木大介ヘッド兼オフェンスチーフコーチ(49)、桑田真澄投手チーフコーチ(53)と3人の「チーフ」が並ぶことになった。
「あえて『チーフ』という異例の肩書きを持たせたのは、この3人に競わせるという球団側の姿勢の表れです」(スポーツ紙デスク)
そのチーフたちは早くも自分の色を見せ始めている。
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source : 週刊文春 2021年12月16日号