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ついに“深夜ドラマの女王”に 山口紗弥加41歳遅咲きの理由

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「週刊文春」編集部
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 激戦のアラフォー女優界にあって、出演本数で目立つのが山口紗弥加(41)だ。

「昨年以降、民放連ドラだけで5作。放送中の『ラジエーションハウスⅡ』(フジ系)ではガサツながら仕事は完璧にこなす独身の放射線技師。まさに山口が得意とする役柄」(放送記者)

18年には『主婦カツ!』で憧れの鈴木保奈美と共演

 山口の女優人生は平坦ではなかった。鈴木保奈美に憧れ、女優を志し芸能界入りしたのが1994年、14歳の時。萩原聖人・木村拓哉主演『若者のすべて』で萩原の妹役という上々のスタートだったが……。

「当時の所属事務所はアイドル女優として売り出すべく、歌手デビューさせ、『笑っていいとも!』などのレギュラーも獲得。だが本人はあくまで女優志向だった」(芸能デスク)

 方向性に迷っていたさなかの2001年、スキャンダルが飛び出す。堂本剛宅から朝帰りする姿を『フライデー』が捉えたのだ。

「2人は堀越高校の同級生。だがやはりジャニーズのトップアイドルとの恋は難しく、やがて破局したと見られている。同時期、山口は進学していた帝京大学も中退。後にこの頃を『目の前のことに精一杯で、大きな夢が抱けなくなった』と振り返っている」(同前)

 転機は事務所移籍だった。03年、広末涼子らを擁する「フラーム」に移籍。

「女優育成とテレビ局への営業力に優れる事務所。社長は山口に『主演を獲ろう』と言ったという」(同前)

 移籍の甲斐あって出演本数をハイペースで増やしていった。

「ちょっと気の強い先輩肌の役柄など、ドラマを盛り上げる“働く女”を演(や)らせると実にハマる。だが、それゆえか脇役から抜け出せず、新聞に『山口紗弥加、連ドラ60本も主演なし』などと書かれることもあった」(テレビ局関係者)

 ついに主演にたどり着いたのはデビュー25年目の18年。深夜ドラマ『ブラックスキャンダル』だった。以降19年、20年にも深夜ドラマに主演。

「そして来年1月期にもテレ東系の深夜ドラマ『シジュウカラ』主演が控えている。同作で演じるのは、18歳年下の青年と不倫する40歳の売れない漫画家。こういう深夜向きの企画の、クセのある主人公なら山口、という評価が定まりつつあり、今や“深夜ドラマの女王”」(同前)

 私生活では独身。

「最近は芸能記事を賑わすことも少ないが、昨年、田中みな実がフラームに移籍した際は山口が仲介者だといわれた。『絶対正義』で共演して以来の仲で、マネージャー泣かせともいわれる田中だが山口のことは慕っている」

 事務所内でも先輩肌。

source : 週刊文春 2021年12月16日号

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