「演技派と言われるよう、がんばります」

 ドラマ『最愛』(TBS系)。主演を務めた吉高由里子(33)は、クランクイン前にこう宣言。言葉通りの好演で最終回を迎えた彼女の“最愛”の人とは――。

 

 吉高演じるのは製薬会社社長の真田梨央。彼女は高校の頃、松下洸平演じる宮崎大輝と思いを寄せ合うが、ある失踪事件を機に引き裂かれる。15年後、二人は殺人事件の重要参考人と刑事として再会する、というミステリー作品だ。

「世帯視聴率は1桁でしたが、テレビ局が重視しているコア視聴率は裏番組の報道ステーションを上回ることも。見逃し配信再生回数も全話平均でTBS歴代最高でした」(スポーツ紙記者)

 プロデューサーや脚本家は吉高とは同局の『わたし、定時で帰ります。』でも一緒の気心知れたチーム。

「15年前のシーンで高校生役も演じた吉高さんは、制服のスカートをヒラヒラさせ、『高校生に見えるかな?』と照れながら言っていた。誰が一番高校生に見えるか順位付けもしていましたね」(TBS関係者)

 演技で苦労したのは社長としての所作だという。

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source : 週刊文春 2021年12月30日・2022年1月6日号