週刊文春 電子版

May the Ero be with you|みうらじゅん

人生エロエロ 第472回

みうら じゅん

連載

エンタメ 芸能

 人生の3分の2はいやらしいことを考えてきた。

「純がいやらしい番組に出て、いやらしいことを言っとった!」

 と、おじいちゃんがかなり御立腹だったって話。亡くなって随分後にオカンから聞かされた。

 オカンにしたら自分の父親。複雑な思いでそれまで黙っていたのかも。

 小学4年生の時から僕はおじいちゃんに習字を教えて貰っていた。

 毎週、土曜日、うちの家から電車で6駅行った所におじいちゃんの住んでる“庵”があり、通ってた。

 庵とは、風流人など浮世離れした者や僧侶が執務に用いる質素な佇まいの小屋のことを指すが、息子夫婦と同居していたし、その部屋も地続きだった。

有料会員になると、この記事の続きをお読みいただけます。

すべての記事が読み放題
月額プランは初月100円

有料会員になると…

世の中を揺るがすスクープが雑誌発売日の1日前に読める!

  • スクープ記事をいち早く読める
  • 電子版オリジナル記事が読める
  • 音声・動画番組が視聴できる
  • 会員限定ニュースレターが読める
有料会員についてもっと詳しく見る

source : 週刊文春 2022年2月24日号

文春リークス
閉じる