春の気配が近づいてきたが、一向に気が晴れないのは、ロシアのウクライナ侵攻のせいである。
友人が言っていた。
「ずうっと気持ちが重くなるから、テレビを見るまい、見るまい、と思ってもニュース番組に釘づけになる。そしてもっと重たくなってしまう」
私も同感である。
といっても、憂(うれ)えてばかりでは何にもならない。
今週は仲間と協力して、二つの団体から声明文を出し、個人的にはウクライナ大使館に寄付をした。
ウクライナのスーパーの棚は空っぽになりつつあるというが、どうか、このささやかな寄付が、パンやスープになって届きますように。
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source : 週刊文春 2022年3月17日号