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上島竜兵61歳「孤独の774日」

彼が敬愛した稀代のコメディアンがコロナで亡くなったのは、2年前の春。それからというもの、後輩たちと飲み明かすこともできずに、自宅で過ごす時間が増えていく。そして「死ぬ時は病院で」と語っていたはずが……。

「週刊文春」編集部

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芸風とは裏腹に繊細だった

 5月14日、山田邦子は本葬が始まる前に都内の葬儀場に駆け付けると、同い年の彼と対面した。赤いタキシードに、赤い蝶ネクタイ。芸人らしい“正装”で棺に納まっていた。

「今にも起きてくるんじゃないかというくらい血色が良くて、可愛らしい顔で眠っていました。『竜ちゃん、竜ちゃん』って呼んでみたけれど、やっぱり死んでいた。マジメだからね、竜ちゃん。コロナになってから、どこにも飲みに行ってなかったと思うんですよ。志村さんもいないしね。だからまっすぐ仕事から帰ってきて、一人で家で飲んでたのかなって。私の思う死因は飲み過ぎ(笑)。自分が死んだことも気付いていないんじゃないですか。今頃、あー、やっちゃったって慌ててますよ。そんな、おっちょこちょいなんですよ……竜ちゃんは」

 その3日前の11日未明、「ダチョウ倶楽部」の上島竜兵(本名・龍平)は、61歳でこの世を去った。

「中野区の自宅マンションで日付が変わる直前、妻でタレントの広川ひかるが意識のない状態の上島を発見。首から紐を外して119番しましたが、1時間後に搬送先の病院で死亡が確認された。状況から自殺と見られています」(社会部記者)

 約30年担当したマネージャーも戸惑いを隠さない。

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source : 週刊文春 2022年5月26日号

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