週刊文春 電子版

トップガン 元空自パイロット4人はどこに萌えた

「週刊文春」編集部
エンタメ 映画

「前作から36年が経っていますが、オールドパイロットが人生最後のミッションをどう乗り越えていくのか、自分のパイロット人生と重ねあわせて感じ入ってしまいました」

 トム・クルーズ(59)主演で現在公開中の「トップガン マーヴェリック」についてこう語るのは、元航空自衛隊第306飛行隊長の戸田眞一郎氏(71)である。元空自パイロットが語る“萌え”ポイントとは――。

59歳の今も精悍なトム・クルーズ Ⓒ 2022 PARAMOUNT PICTURES. CORPORATION ALL RIGHTS RESERVED.

 同作は映画「トップガン」(1986年)の続編。現在、映画ランキングで首位を快走。国内興行収入も既に約30億円に達している。

 “マーヴェリック”とは一匹狼を意味するトムのニックネームだが、同様に日本の空自パイロットも皆、TACネーム(愛称)を持つ。「Hachi」こと元空自F-15アグレッサーパイロットの前川宗氏(41)が語る。

「私は8人兄弟だったので。漢字にすれば末広がりになりますし、数字を横にすれば無限大にもなるので愛着があります。本作の若きパイロットたちにもハングマン(絞首刑執行人)やルースター(成長した雄鶏)など意味深な名前がついていますから、由来に思いを馳せるのも一興です」

Ⓒ 2022 PARAMOUNT PICTURES. CORPORATION ALL RIGHTS RESERVED.

 映画の魅力を支えるのは細部に至る圧倒的なリアリティだ。出演者らは全員、何カ月も前からGに耐える訓練を受け、実際に飛行する戦闘機のコックピットで演技した。戦闘機一機を一回飛ばすのに数百万円はかかる。

「米海軍の全面協力がなければありえません」(同前)

有料会員になると、この記事の続きをお読みいただけます。

すべての記事が読み放題
月額プランは初月100円

有料会員になると…

世の中を揺るがすスクープが雑誌発売日の1日前に読める!

  • スクープ記事をいち早く読める
  • 電子版オリジナル記事が読める
  • 音声・動画番組が視聴できる
  • 会員限定ニュースレターが読める
有料会員についてもっと詳しく見る

source : 週刊文春 2022年6月16日号

文春リークス
閉じる