「三谷さんは自ら歌舞伎の舞台を手がけるほど歌舞伎好き。今作も6名の歌舞伎役者が皆、重要な役柄で出演しています」(スタッフ)
「スタートダッシュをお任せします」と三谷氏から声をかけられたのは、北条義時の兄・北条宗時を演じた片岡愛之助(50)だった。
「宗時が死ぬ直前、義時にかけた言葉『坂東武者の世を作る。そのてっぺんに北条が立つ。そのためには源氏の力が要るんだ』は、ドラマのテーマ。これまで虐げられていた坂東武者の自立を示しています」(明治大教授・清水克行氏)
謎の僧侶・文覚(もんがく)役で登場した市川猿之助(46)。3話で「平家じゃ、平家じゃ、平家じゃ、平家じゃ、平家じゃ。平家を許してはならんぞ!」と捲し立てたが、
「猿之助はドラマ『半沢直樹』に伊佐山部長役で出演し、『詫びろ詫びろ……詫びろ半沢!』と“詫びろ8連発”を繰り出しました。実は、台本に書かれた『詫びろ』は1回だけで、8連発はアドリブだった。今回の“平家じゃ5連発”は半沢での演技を彷彿とさせました」(TBS関係者)
三谷氏は、猿之助に「世の中に完璧って言葉があるんだ」とメールするほど惚れ込んでいるという。
そんな猿之助に反応したのが、時政役・坂東彌十郎(66)。スタッフが明かす。
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source : 週刊文春 2022年6月16日号