▶︎骨粗鬆症女性の大敵に勝つ「木陰で30分」
▶︎あぶないリンの摂りすぎ 減らす食品は?
加齢とともに骨が脆くなり、ふとした拍子に骨折を誘発する骨粗鬆症。国内に約1300万人いる患者の実に4分の3が女性だ。更年期に差し掛かる50代から増え始め、70代の有病率は5割に達するという。
75歳の壁を超えていく時、願わくは骨が健康な半数の側に居たい。実現に向けたキーワードは3つある。1つ目が「栄養」だ。
清水整形外科クリニックの清水伸一院長が語る。
「折れにくい、しなやかで強い骨を作るには、骨質と骨密度の両方を高める必要がある。骨質を決める栄養素がコラーゲン、骨密度の方はカルシウムです。ビルに例えるとコラーゲンが鉄筋、カルシウムがコンクリート。どちらが劣化しても建物は脆くなってしまう」
コラーゲンは、卵をはじめ、牛豚鶏の肉や軟骨、内臓などに多く含まれる。一方のカルシウムは、乳製品や小魚などに多く含まれるが、吸収率の悪い栄養素としても知られる。とりわけ日本人は不足しがちだ。欧米ではカルシウム含有率の高い硬水が飲まれるが、日本の水の多くは軟水。カルシウムの摂取量は、アメリカ人の半分しかないのだ。
「そこで意識してほしいのが、『骨のビタミン』とも言われるビタミンD。カルシウムの吸収を促す効果があります」(同前)
初回登録は初月300円で
この続きが読めます。
有料会員になると、
全ての記事が読み放題
コメント機能も使えます
キャンペーン終了まで
-
月額プラン
1カ月更新
2,200円/月
初回登録は初月300円
-
年額プラン
22,000円一括払い・1年更新
1,833円/月
-
3年プラン
59,400円一括払い、3年更新
1,650円/月
オススメ!期間限定
既に有料会員の方はログインして続きを読む
※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。
有料会員になると…
世の中を揺るがすスクープが雑誌発売日の1日前に読める!
- スクープ記事をいち早く読める
- 電子版オリジナル記事が読める
- 解説番組が視聴できる
- 会員限定ニュースレターが読める
source : 週刊文春 2022年6月30日号