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「75歳の壁」を超える《骨》

「週刊文春」編集部
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 加齢とともに骨が脆くなり、ふとした拍子に骨折を誘発する骨粗鬆症。国内に約1300万人いる患者の実に4分の3が女性だ。更年期に差し掛かる50代から増え始め、70代の有病率は5割に達するという。

 75歳の壁を超えていく時、願わくは骨が健康な半数の側に居たい。実現に向けたキーワードは3つある。1つ目が「栄養」だ。

 清水整形外科クリニックの清水伸一院長が語る。

「折れにくい、しなやかで強い骨を作るには、骨質と骨密度の両方を高める必要がある。骨質を決める栄養素がコラーゲン、骨密度の方はカルシウムです。ビルに例えるとコラーゲンが鉄筋、カルシウムがコンクリート。どちらが劣化しても建物は脆くなってしまう」

清水氏

 コラーゲンは、卵をはじめ、牛豚鶏の肉や軟骨、内臓などに多く含まれる。一方のカルシウムは、乳製品や小魚などに多く含まれるが、吸収率の悪い栄養素としても知られる。とりわけ日本人は不足しがちだ。欧米ではカルシウム含有率の高い硬水が飲まれるが、日本の水の多くは軟水。カルシウムの摂取量は、アメリカ人の半分しかないのだ。

「そこで意識してほしいのが、『骨のビタミン』とも言われるビタミンD。カルシウムの吸収を促す効果があります」(同前)

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source : 週刊文春 2022年6月30日号

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