「75歳の壁」第3弾《筋肉》

「週刊文春」編集部
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 自立して生活できる健康な状態と、介護が必要になる状態の中間で、様々な身体機能や認知機能の低下が現れる――これがいわゆる「フレイル」だ。

 フレイルの有病率は70〜74歳が7.2%なのに対し、75〜79歳は16%と大きく上昇する(愛知県大府市の高齢者約5000人を対象に行われた調査)。一昨年には75歳以上を対象に「フレイル健診」も始まった。

田代氏

 フレイルはいわば全身の衰え。それに立ち向かうキモとなるのは「筋肉」だ。JCHО東京山手メディカルセンター整形外科の田代俊之部長が語る。

「フレイルになる人は食欲や運動量が減って痩せてしまい、筋肉が減少して自立活動が出来なくなります。また、最近ではロコモという指標もあり、肥満などで膝や股関節に負担がかかって歩くことが困難になる状態を指します」

 このトシになって筋肉が重要と言われても……と思う向きも多いかもしれないが、日本橋室町三井タワー・ミッドタウンクリニック常任顧問の山門實医師は「75歳からでもやれることはある」と指摘する。

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source : 週刊文春 2022年7月7日号

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