夏場の足元が、新鮮かつ軽やかなスタイリングに見えるのがサンダル。パンプスだとなかなか足に合うものを見つけられない方も、サンダルなら履けるという事もあるので、ぜひチャレンジして欲しいなと思います。
大人のサンダルの選び方その①は「ほどほどに肌見せ」。靴で曲がってしまった指や甲の青筋、外反母趾が目立ちにくいようなグラディエーターやグルカタイプだと、肌見せとカバーを両立できます。パンプスよりも覆われている面積が小さく、足に馴染みやすいので、購入時はタイトめなものを選ぶと良いです。
その②は「安定感」。足首部分が太い生地でクロスになっていたり、甲がしっかり覆われているバックストラップのものだと歩きやすいです。立った状態で左右に足をぐらぐらさせてみて、重心が安定しているかも是非確かめてみてください。
そして、抜け落ちやすいその③が「ソール(靴底)」。最近のトレンドのスポーツサンダルだと、軽いEVA樹脂で出来ているアウトソールが多いのですが、固くかえりが小さいものは踏ん張れず滑りやすく、柔らかくかえりがいいものは滑りにくいという特徴があります。履く前に触ったり少し曲げてみたり、つるつるしたフロアで試着してみてください。このスポーツサンダルは、ストラップにマジックテープが付いている事が多いので、自分の甲や足幅に合わせやすく快適で、また、他のサンダルよりは靴下を合わせやすいので、寒がりさんにはオススメです。
これらの条件を満たすようなサンダルだと、足元は少し重たく見えるので、黒のサンダルなら手首や首元を見せるか、見せないコーディネートが多いならナチュラル、もしくは明るいカラーをチョイスしてみてください。素材は、柔らかいレザーや布、程よい強さのゴムだとフィット感もあり履きやすいです。
足首の細い部分がしっかり出て綺麗に見えるミュールも個人的には好きですが、エレガント、もしくはユニークなデザインのものを選ばないと、「ちょっとそこまで」のつっかけサンダルに見えてしまうので吟味してくださいね。
そして、サンダルスタイルの総仕上げとしては、ペディキュア&ケアしたかかとで履くことと、ショートソックスを携帯しておくこと。私もサンダルの日は、急に靴を脱ぐ際にさっと穿けるようにソックスを持ち歩いています。
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source : 週刊文春 2022年7月21日号