「こうありたい」をヒアリングして、これからどう装うかを一緒に構築する仕事をしていると、ご結婚される際に「ウエディングプロデュースもやって欲しい」というお声をよく頂きます。ヒアリングの過程で、これまでどこにも出さなかった思いや感情をぶつけてくださる方もいるので、何もかもさらけ出した私ならきっと、皆まで言わずとも、自分の理想が手に取るように分かるはず、と思ってくださる様です。
実際にこれまで20代から50代まで十数件のウエディングプロデュースをしてきました。やってきて思うのは、本当に、一つとして同じ結婚式は無いという事。新郎を主人公にしたいお式、滝の前で法螺貝を吹く滝前式、サリー着用のお式、キャンプ場式、ロード・オブ・ザ・リング風お式、衣装やブーケ全てを一から手作りしたお式、朝まで仕事で徹夜のお2人が栄養ドリンクを飲みながらの式……まだまだ他にも個性あふれるオーダーメイドのお式を、とことん話し合って作ってきました。
初回登録は初月300円で
この続きが読めます。
有料会員になると、
全ての記事が読み放題
コメント機能も使えます
既に有料会員の方はログインして続きを読む
※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。
source : 週刊文春 2022年10月6日号