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トップは50億集金でも被害者は極貧「アムウェイ残酷物語」

「週刊文春」編集部

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「私はアムウェイに家族を壊されました」

 こう語るのは親がアムウェイの“マルチ二世”だ。

 消費者庁は13日、「日本アムウェイ」に対し、社名や目的を告げずに勧誘する連鎖販売取引は特定商取引法違反に当たるとして6カ月の取引停止を命じた。

アムウェイ本社 渋谷 ©時事通信社

「昨年11月にはマッチングアプリで知り合った女性を、目的を告げずにエステに連れて行き勧誘したアムウェイ会員2人が、特定商取引法違反容疑で逮捕されています」(社会部記者)

ピーター・ストライダム社長

 マルチ商法で問題視されてきた業界最大手の同社だが、会社への行政処分は初めて。設立は1977年。「ABO」(アムウェイビジネスオーナー)と呼ばれる会員が自分の下に会員を増やし、販売網を広げる。全国に約60万人の会員がおり、2021年の売上高は984億円。アムウェイ社員が話す。

「会員は複数人のチームで動いており、トップクラスは年間50億円を売り上げる。渋谷の本社ビル13階には、トップ会員たちの肖像画が飾られています」

 都内の高級ホテルに集められる会員たち。大型ビジョンには、タワマンに住みリムジンで送迎されるトップ会員のセレブ生活が映し出される。定期的に開催される表彰式の一場面だ。

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source : 週刊文春 2022年10月27日号

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