「昨年末まで、INAC東京では、指導者たちによる選手へのパワハラが行われていました」
そう告発するのは、女子サッカーチームINAC東京に所属する選手の保護者だ。
昨年発足した女子サッカーリーグ・WEリーグに所属するINAC神戸の下部組織がINAC東京だ。

「INAC神戸はWEリーグの初代チャンピオンに輝きました。また、WEリーグ発足前のトップカテゴリー、なでしこリーグでは日本代表主将の澤穂希選手(当時)を擁し、2011年から3連覇も達成。今年10月頭に行われた国際親善試合でも日本代表に4人の選手を送り出している日本屈指の強豪チームです」(スポーツ紙記者)

女子中高生を育成し、名門へと供給するはずの下部組織で昨年起きていたパワハラ問題。だが、事態は隠蔽され、すでに当時の指導者たちはチームを去っているという。何が起きていたのか。約1年が経った今、告発に至った理由について被害選手の保護者が語る。
「生理が3カ月近く止まってしまった子も…」
「私も当初は監督たちがチームを去ってくれればそれでいいと考えていました。しかし彼らはその後、別のサッカーチームで指導を続けている。プロサッカーを含め様々なスポーツでハラスメントが問題になっている中、彼らが処分を受けず、過去を隠したまま指導を続けるのは許されないことだと思い、告発することに決めました」
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source : 週刊文春 電子版オリジナル