阿川佐和子のこの人に会いたい ゲスト・梯 久美子

書くのが遅いし大変なんですが、ノンフィクション作家ってつぶしが利くんですよ(笑)。(第1416回)

阿川 佐和子
ライフ ライフスタイル

 ノンフィクション界の第一線で活躍されている梯久美子さんがこの度初登場。誠実な人柄と真摯に書くことへと向き合うその姿は、アガワ流「デキる女の条件」にピタリと一致。ノンフィクションの書き方のヒントがここに!

 

(かけはしくみこ ノンフィクション作家。1961年生まれ、熊本県出身。編集者を経て文筆家に。2005年にデビュー作『散るぞ悲しき』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。17年には『狂うひと』で読売文学賞、講談社ノンフィクション賞、芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。最新刊に『この父ありて』。)

 

阿川 この度は『この父ありて』(文藝春秋)の刊行、おめでとうございます。

梯 ありがとうございます。日本経済新聞に連載していたものをまとめたのですが、新刊を出すのは2年半ぶりで。もっと働かなきゃいけないんですけどなかなか……(笑)。

阿川 9人の女性作家とその父親との父娘関係について綴られた作品ですが、このテーマを選んだきっかけは何だったんですか?

梯 もともとは自分が物書きになって、エッセイの仕事を頼まれた時に、父について書くことがよくあって。

2カ月99円で
この続きが読めます。

有料会員になると、
全ての記事が読み放題

2024GW 特大キャンペーン 誰でも月額プラン最初の2ヶ月99円 4/24(水)〜5/7(火)10:00
  • 月額プラン

    99円/最初の2カ月

    3カ月目から通常価格2,200円

    期間限定

  • 年額プラン

    22,000円一括払い・1年更新

    1,833円/月

※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。

有料会員になると…

世の中を揺るがすスクープが雑誌発売日の1日前に読める!

  • スクープ記事をいち早く読める
  • 電子版オリジナル記事が読める
  • 解説番組が視聴できる
  • 会員限定ニュースレターが読める
有料会員についてもっと詳しく見る
  • 0

  • 0

  • 0

source : 週刊文春 2022年11月03日号

無料ニュースレター登録はこちら

今すぐ登録する≫

期間限定キャンペーン中!月額プラン2カ月99円

今すぐ登録する≫