激闘の続いた日本シリーズ。その中で印象に残ったのが、第4戦に先発した42歳9カ月のベテラン左腕、ヤクルトの石川雅規投手のピッチングだった。
この試合で石川は5回を2安打に抑えたが、3回に先制点を奪われ黒星。それでも130km台のストレートで大胆に内角を攻める攻撃的なピッチングは、ファンの感動を呼ぶものだった。
もちろん試合後に、このベテランの“奮投”を、取材したいと思うのは現場記者の一致した気持ちだったが、そんな思いは見事に肩透かしを食らってしまう。
初回登録は初月300円で
この続きが読めます。
有料会員になると、
全ての記事が読み放題
既に有料会員の方はログインして続きを読む
※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。
source : 週刊文春 2022年11月10日号