週刊文春 電子版

インドで『さくら』の大合唱

三木谷浩史「未来」 第67回

三木谷 浩史

連載

ビジネス 社会 国際 企業

 今年9月、僕は2泊3日でインドへ出張してきた。3年半ぶりの訪問だったが、空港に降り立った途端、街に溢れるエネルギッシュなパワーに今回も再び圧倒された。

 楽天グループとこの発展著しい国は、実は関係が深い。インドはIT分野に強いことで知られているが、楽天にも日本だけで1000人規模のインド人エンジニアがいる。また、インド第4の人口を誇る都市ベンガルールには、僕らの技術開発拠点の新しいオフィスが建ったばかりだ。

 インドで働く社員の多くは、GAFAなどの「すでにできあがったシリコンバレーの企業」ではなく、これまでにないような新しい挑戦や技術に取り組みたいという野心を持つ人が多い。それが「カッコいい」という雰囲気もあるのかもしれない。そんな思いを抱えているためインド人の社員は、僕らの会社を「面白い」と感じてくれているようだ。

 ベンガルールの20階建てのオフィスで重視しているのは、社員のウェルビーイング(心身及び社会的な健康)。心地良く働いてもらうため、日本の本社でも提供しているように、カフェテリアやジムなど様々なホスピタリティを用意している。

モディ首相の手腕

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source : 週刊文春 2022年11月24日号

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