片や苦戦が予想された中間選挙で、上院での主導権を維持したバイデン米大統領。片や10月の共産党大会で異例となる3期目突入を決めた習近平中国国家主席。関係が相当ぎくしゃくしている中で、当面は大国を率いることが確定した2人が対面で会談したのは初めてだ。
14日の米中首脳会談は世界が注目する外交イベントだったのは間違いない。しかし、これを報じる各紙の見出しを見て、「会談に何を期待していたのだろう」と思った。
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source : 週刊文春 2022年12月1日号