楽天グループの本社、二子玉川の楽天クリムゾンハウスには、「楽天ゴールデンキッズ」という従業員専用の託児所がある。名前は、プロ野球の「東北楽天ゴールデンイーグルス」から取った。子育て中の働く父親、母親の仕事と育児の両立をサポートするために、この託児所を作ったのは今から8年ほど前、2015年のことだった。待機児童の問題が社会課題となり、大きく報道され始めた時期だったと思う。
会社も事業が大きくなっていくにつれ、社員の数が増えてくると、妊娠や出産で育児休業を取る社員も当然ながら増えてくる。女性か男性かにかかわらず、社員の育児を企業がサポートする環境を整えるのは議論するまでもなく当然のことだ。
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source : 週刊文春 2023年1月26日号