「たのきんトリオ時代の映像は使用不可。文春の不倫記事や、中森明菜との過去についても『触れてくれるな』とのお達しがあった。痩せても枯れてもマッチは“ジャニーズの長男”。事務所を辞めても特別扱いは変わらないようです」(報道番組スタッフ)
昨年11月に小誌が31歳の女性経営者・A子さんとの不倫問題を報じてから約5カ月。無期限活動自粛中だったマッチこと近藤真彦(56)が、44年間所属したジャニーズ事務所を退所した。
正式発表は退所当日の4月30日午後。各媒体には事前にジャニーズから事細かにNG項目が伝えられていたという。
「『ケジメなさい』など、過去のヒット曲を面白おかしく使うのはダメ。ただし『愚か者』はレコード大賞を受賞したからOK、といった細かい注文がいくつもあった。昨年、中居正広や山下智久が退所したときもジャニーズがここまで神経質になることはなかったが、最年長で序列1位だったマッチは別格ということのようです」(放送記者)
近藤がジャニーズ側に退所の意向を伝えたのは4月中旬。同月末を以て契約を終了したい、という唐突な申し出だった。
「事務所にとっても想定外で、かなり混乱したようです。ジャニーズでは、本来なら辞める3カ月前に相談するのが暗黙の了解ですが、50を過ぎた近藤の意向に口を出せるスタッフがいるはずもない。我が子のようにマッチを可愛がったメリー喜多川名誉会長(94)も、藤島ジュリー景子社長(54)も彼の意向をあっさり受け入れ、特に慰留することもなかったといいます」(レコード会社幹部)
1980年代の歌謡界を席巻し、87年にはジャニーズに初のレコード大賞をもたらした近藤。彼はどこで“コースアウト”したのか――。
2カ月99円で
この続きが読めます。
有料会員になると、
全ての記事が読み放題
-
月額プラン
99円/最初の2カ月
3カ月目から通常価格2,200円
期間限定
-
年額プラン
22,000円一括払い・1年更新
1,833円/月
既に有料会員の方はログインして続きを読む
※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。
有料会員になると…
世の中を揺るがすスクープが雑誌発売日の1日前に読める!
- スクープ記事をいち早く読める
- 電子版オリジナル記事が読める
- 解説番組が視聴できる
- 会員限定ニュースレターが読める
source : 週刊文春 2021年5月20日号