最愛の妻・寿恵子に支えられ、天真爛漫に植物学の道を究める槙野万太郎。モデルは、“日本植物学の父”牧野富太郎なのだが……。
「万太郎は朝ドラに相応しい爽やかな人物として描かれていますが、実際の富太郎は真逆なんですよ」
のっけからそう解説するのは、『牧野富太郎 花と恋して90年』(青土社)の著者、ノンフィクション作家の上山明博氏だ。
初回登録は初月300円で
この続きが読めます。
有料会員になると、
全ての記事が読み放題
既に有料会員の方はログインして続きを読む
※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。
source : 週刊文春 2023年9月28日号