勝負というものにおいては、いざ始まってしまえば相手の年齢など全く気にならない。父親のように年上だろうと、息子のように若かろうと目の前の勝負に全力を尽くすのみである。
だが、ふと相手の年齢を意識してしまうときがある。相手が同学年だった場合だ。
藤井聡太竜王と伊藤匠七段の竜王戦七番勝負がまさにそれ。2人は共に2002年生まれの21歳、つまり同学年対決なのだ。
小学生の頃からライバル関係の2人。第1局対局前日の前夜祭の挨拶で藤井竜王は笑顔でこう言った。
「私の方が1歳年上なんですけど……」
初回登録は初月300円で
この続きが読めます。
有料会員になると、
全ての記事が読み放題
コメント機能も使えます
キャンペーン終了まで
-
月額プラン
1カ月更新
2,200円/月
初回登録は初月300円
-
年額プラン
22,000円一括払い・1年更新
1,833円/月
-
3年プラン
59,400円一括払い、3年更新
1,650円/月
オススメ!期間限定
既に有料会員の方はログインして続きを読む
※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。
有料会員になると…
世の中を揺るがすスクープが雑誌発売日の1日前に読める!
- スクープ記事をいち早く読める
- 電子版オリジナル記事が読める
- 解説番組が視聴できる
- 会員限定ニュースレターが読める
source : 週刊文春 2023年11月2日号