4年ぶりにファンを会場に入れて行われた今年のドラフト会議。その瞬間に会場にいた中日ファンからは、何とも言えないどよめきが湧き上がったという。
きっかけは中日・立浪和義監督(54)が3球団競合した1位入札でENEOS・度会隆輝外野手(21)を外したことでも、2度目の1位指名で亜大・草加勝投手(21)の交渉権を獲得したことでもなかった。
「2位指名で三菱重工Eastの津田啓史内野手(20)の名前が読み上げられたときに少しざわざわした感じでしたが、3位指名で仙台大の辻本倫太郎内野手(22)が指名されると、明らかに驚きの声が流れました。会場にいたファンや取材記者が『エッ、また……』とあちこちで顔を見合わせていたのが印象的でしたね」(スポーツ紙遊軍記者)
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source : 週刊文春 2023年11月9日号