阿川佐和子のこの人に会いたい ゲスト・森林貴彦

高校野球はこうあるべきだと思っている世の中の常識と戦っています。戦わない限り変わっていかないので。(第1467回)

阿川 佐和子
エンタメ スポーツ ライフスタイル

 慶應高校野球部の監督でありながら、小学校の教員でもある森林監督が受け持つ教室にアガワが突撃。既存の「高校野球」を変えたいと願い、今夏107年ぶりの甲子園優勝へ導いた、監督の熱い想いを教え子気分で伺いました。

 

(もりばやしたかひこ 慶應義塾高校野球部監督。1973年生まれ。東京都出身。慶應義塾幼稚舎にて教員をしながら2012年に慶應義塾高校野球部助監督、15年より同校監督に就任。18年、春夏共に甲子園に出場。23年夏の甲子園にて107年ぶりの優勝を果たす。著書に『Thinking Baseball』(東洋館出版社)。)

 

阿川 甲子園優勝おめでとうございます! といっても、もう2カ月も経ってしまいましたけど。まだ余韻はありますか?

森林 こういった取材の機会をいただくと色々思い出しますね。現実的には次のチームを作っていかないといけない時期なので。高校野球は夏が終わった秋が一番忙しいんです。

阿川 10月の国体では1回戦で仙台育英に負けちゃったそうで。やっぱり向こうは「次は負けないぞ」みたいな勢いだったんですか?

森林 よく聞かれるんですが、うちと仙台育英は憎きライバル関係というわけではなく、選手同士も結構仲が良いんですよ。それに国体は全チーム同じ宿に泊まるので食事会場でも隣で別の高校が食べていたり、だいぶ和やかな雰囲気でしたね。

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source : 週刊文春 2023年11月23日号

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