12月9日、60歳の誕生日を迎えられる皇后雅子さま。外交官の娘に生まれ、東京大学を中途退学して外務省に入省。皇太子妃として、皇后として、何を思われ、いかに世を過ごされてきたのか――。その足跡をたどります。
[ご懐妊直前]紀子さまが雅子さまの前で流した涙
二人のプリンセスお世継ぎをめぐる12年
その日、天皇ご一家は「お祝い御膳」を中座された雅子さまをお待ちになったまま、緊張した夜をお過ごしになっていた。
その時、雅子さまは涙した 愛子さま20歳が乗り越えた「不登校」「母子密着」
「女性天皇」の議論が進む中、成年皇族となられた愛子さまに改めて注目と期待が集まっている。起伏の多かった20年、両陛下からどのような教育を受け、いかに逆境を克服されてきたのか――。幼少期の秘話を描き出す。
誕生日文書で愛子さまへの言葉が消えた 雅子さまが闘った「悲しみの時」
「ときには悲しみの時も経ながら歩んできた」誕生日にそう述べられた雅子さま。今年は英国訪問をはじめ、精力的に公務をこなされたが、皇后としての新たな一歩を踏み出すまで、どのような苦難を乗り越えてきたのか――。
雅子さま「本当のご体調」 英国訪問全内幕
エリザベス女王の国葬に出席するため、7年ぶりの外国訪問を決められた雅子さま。いまだ病と闘いながら、どのように準備し、訪英によって体調にどんな変化があったのか。長く皇室を取材する筆者が内幕をレポートする。
雅子さま59歳に 「濁りのない白スーツ」で表された“自然体の決意”
気品まばゆい、白の装い。12月9日、59歳の誕生日を迎えられた雅子皇后陛下の近影である。29歳半で天皇陛下と結婚されたことを振り返り、「人生のちょうど半分ほどを皇室で過ごしてきた」と深い感慨を綴られた。
天皇陛下が63歳に 誕生日に雅子さまが選ばれた“唐草模様のブルードレス”
快晴の下、無数の日の丸がはためく。宮殿・長和殿のベランダからにこやかに手を振り応えるのは、この2月23日、63歳になられた天皇陛下だ。
雅子さまが陛下に「ごっつんこ」 3年8カ月ぶりのご静養を“牧場”で過ごされたご一家の素顔
「ごっつんこ」――頭がぶつかり謝る天皇陛下に、満面の笑みとユーモラスな一言を返す皇后陛下。4月5日、ご静養先の栃木県・御料牧場で起きた、童謡『おつかいありさん』を思わせる微笑ましいハプニングだ。
source : 週刊文春