【前回までのあらすじ】奏は久留米で、美月の叔母・美咲に、美月の幼少期について聞いていた。美月は別府で写真館を営む父・外山英雄、母・美紀子の一人娘として生まれた。だが英雄が仕事中の事故で亡くなり、その後輩だという林田という男が、写真館に出入りするようになる。「嫌な予感はしとったとです。でも、そのころはまだ、姉ば信じる気持ちが強かったけん……」
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source : 週刊文春 2024年4月4日号