ちょうど10年前、約32年の歴史に幕を閉じた『笑っていいとも!』(フジテレビ)が、思わぬ形で“復活”した。それは『ラヴィット!』、3月13日のオープニングコーナー。この日のテーマ「マネしたいもの」で見取り図・リリーが挙げたのが、『いいとも!』の名物コーナー「テレフォンショッキング」だった。番組ではセットはもちろん、スタジオアルタの外観が映るオープニング映像やロゴも再現。おなじみのテーマ曲にのってあらわれたのは、あのタモリ。もちろん、本人ではなくジョニー志村が扮しているのだが、ホンモノと見紛うほど口調から佇まいまでそっくりだ。本当に『いいとも!』の風景を再生させたのだ。
よく「もしも今、『いいとも!』があれば?」などと言われることがあるが、こんな形で“実現”するのもお遊びとしては楽しい。4分間のトークの後、どれだけ多くの「えー!」がもらえるかを競う「テレフォンショッキング選手権」という形式でゲーム性を出しているところが『ラヴィット!』らしい。実際に「お友達」を紹介し、来週出演してくれることになるとボーナスポイントが入るルールだ。
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source : 週刊文春 2024年4月4日号