「弊社にはまだまだ問題があります。それは会長によるあまりに酷いペットの扱いです」
そう告発するのは、いなば食品の現役社員A氏だ。
小誌は4月18日号で、静岡の工場勤務を命じられた新入社員が相次いで入社を拒否したのは、同社の“ボロ家ハラスメント”に原因があると報道した。その事実をみとめた稲葉敦央社長(70)は、16名の入社辞退者のもとへの“お詫び行脚”の真っ最中。
「社長は菓子折や冷凍の魚介類を持参してお詫びしています」(辞退した女性)
つづく前号では、保健所の許可を得ないまま缶詰製造を行っていた食品衛生法違反状態、社内で“女帝”として恐れられる社長の妻で会長の稲葉優子氏(54)の社員に対するハラスメントの数々を報じた。
「現在、社長は社内事情をリークした犯人探しに躍起です」(前出・A氏)
ところが、騒動は収まる気配はない。「文春リークス」にはいなば食品に関する情報がその後も続々と寄せられている。
その1つが優子会長によるペットの扱いだ。敦央社長と優子会長は東京郊外の約125坪の敷地に佇む豪邸に住んでいるが、
「会長はペットフードモニターと称して、これまで何匹もの猫を飼ってきましたが、ロクに世話ができない。飼育放棄の“ネグレクト”状態が続いています」(同前)
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source : 週刊文春 2024年5月2日・9日号