(きすぎたかお シンガー・ソングライター/作曲家。1950年生まれ。本名は来生孝夫。76年に「浅い夢」でデビュー。作詞家で姉の来生えつことの共作、薬師丸ひろ子「セーラー服と機関銃」、中森明菜「スローモーション」などの提供でも知られる。6月〜10月全国各地で「Stand Alone 2024 〜Acoustic Tracks〜」を行なっている。)
今年もコンサートツアーが始まりましたが、演奏後の楽しみが難しい時勢で寂しい。というのも僕は長年のスモーカー。食事に行こうにも、喫煙できる店を探すだけでも一苦労で(笑)。時代が変わりいろいろと便利になりましたが、新しいルールも増えて、寛容さが希薄になっている気がします。なんだか息苦しい世の中で、潤いある時代は遠くなりにけり、です。煙草は歌に限らず映画や文学に欠かせないアイテムだったのになあ。
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source : 週刊文春 2024年6月27日号