スポーツ紙の記者時代、下位に低迷しているチームを担当していると、オールスター明けくらいから憂鬱な日々を過ごした記憶がある。監督の去就を巡る取材が本格化するからだった。

 今年のセ・リーグは前半戦終了時に首位の巨人を広島、DeNA、阪神が僅差で追いかける大混戦。まだまだ4チームには優勝のチャンスがありそうだ。しかし一方で、そんな首位集団から大きく離され脱落気味なのが中日とヤクルト。特に2021年、22年とリーグ連覇を果たしたヤクルトは、前半戦終了時点で最下位と急坂を転げ落ちるような転落ぶりである。“名将”の名をほしいままにした髙津臣吾監督(55)の周囲も、にわかに慌ただしい雰囲気になってきている。

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source : 週刊文春 2024年8月8日号