「出馬の意欲は毎日ある」

 

 8月24日、野田聖子元総務相(63)は地元・岐阜市内で開かれた講演でこう熱弁を奮っていた。

15年、18年、20年の総裁選では推薦人を集められず

 ことあるごとに“女性初の首相を目指す”と公言してきた野田氏。2021年に初めて立候補したが、結果は4人中最下位だった。

「今回の総裁選でも推薦人集めに苦労している。現時点で確保できている推薦人は4、5人程度と見られます」(政治部記者)

 そんな状況下でも、野田氏は「私はマイペースだから」と気丈に話しているという。だが、彼女とは切っても切り離せない事実がある。もし首相になった場合、国政に大きな影響力を及ぼし得る配偶者の存在だ。

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source : 週刊文春 2024年9月5日号