「文春の報道を見て、私も声を上げることにしました。このクリニックは狂っています。問題は“クビ切り”だけじゃないんです」
こう語るのは、東京中央美容外科(TCB)の現役看護師だ。一体何が起きているのか。
◇◇◇
二重整形、脂肪吸引、シワやたるみの除去……。コロナ禍を経てますます拡大している美容整形市場。業界で第2位の地位を占めているのが、TCB(東京中央美容外科)だ。
「2014年12月に福島県で医師の青木剛志氏が創業。2023年9月には美容外科業界最速の8年9カ月で、全国100院を達成しました。24年2月期の売上高は680億円を突破し、SBC湘南美容クリニックに次ぐ大手クリニックに成長しました」(大手紙記者)
そんな“業界大手”に、異変が起こっている。今年入職した看護師たちが8月中旬になって一斉に“クビ切り”を通告されたのだ。看護師のAさんが明かす。
「本来であれば、6カ月の研修期間が終わって、10月1日から正社員として働けるはずでした。ですが8月になって突然、それまで存在も伝えられていなかった“謎のテスト”を受けさせられた。その数日後に『テストの点数が悪かったから』という理由で、9月末での契約満了(雇い止め)を言い渡されたのです」
初回登録は初月300円で
この続きが読めます。
有料会員になると、
全ての記事が読み放題
コメント機能も使えます
キャンペーン終了まで
-
月額プラン
1カ月更新
2,200円/月
初回登録は初月300円
-
年額プラン
22,000円一括払い・1年更新
1,833円/月
-
3年プラン
59,400円一括払い、3年更新
1,650円/月
オススメ!期間限定
既に有料会員の方はログインして続きを読む
※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。
有料会員になると…
世の中を揺るがすスクープが雑誌発売日の1日前に読める!
- スクープ記事をいち早く読める
- 電子版オリジナル記事が読める
- 解説番組が視聴できる
- 会員限定ニュースレターが読める
source : 週刊文春