常に自分の存在をアピールし続けてきた木嶋に対する世間の関心が薄れたころ、何度目かの騒動が持ち上がる。余命を諦めた――虚言の手記の裏にはまた新しい犠牲者が。

 今から7年前の2017年、その手記は『週刊新潮』に載った。

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source : 週刊文春 2024年10月3日号