日本もアメリカも政治の混迷が続きます。日本は衆議院議員総選挙で自公連立政権が過半数を割り込み、石破総理の政権運営に暗雲が漂っています。でも、アメリカの政治は、もっと先行きが見えないのです。

 総選挙の当日、私はアメリカで大統領選挙の取材をしていて、テレビ東京の選挙特番には出演せず、冒頭でニューヨークからメッセージを送りました。つまり日本の選挙よりアメリカの選挙を選択したのです。

 その理由は簡単。アメリカの大統領選挙は4年に1度の大ニュース。結果はアメリカばかりでなく、日本にも世界にも大きな影響を与えるからです。すでに去年から選挙取材の準備をしていました。いまさら変更はできないということでした。

 さらに私はジャーナリストとして現場取材が命と考えます。テレビのスタジオで番組を回すより、現場を走り回る方が性に合っているのです。

 そのアメリカ。11月5日の投開票日に向けて、選挙戦は激しさを増してきました。本来であれば、このコラムが掲載される号の発売日には結果が判明していてもいいはずですが、そうはならないでしょう。結果が確定するまで何日もかかる可能性があります。

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source : 週刊文春 2024年11月14日号