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2019/04/23

「まさか小池一夫が……」その後も様々な作品の主題歌を手がける

 そして小池は『電子戦隊デンジマン』、『大戦隊ゴーグルV(ファイブ)』(’82年)、『科学戦隊ダイナマン』(’83年)の東映『スーパー戦隊』シリーズ3作品の主題歌・副主題歌も手懸けている。こちらは小池一夫名義。この時代になると“大人向けの劇画原作者”として知られ過ぎ、「まさか小池一夫が子供番組、それも戦隊シリーズの作詞などするはずもない」と、勝手に同姓同名の別人と思い込まれていた方も多いと聞く。『デンジマン』の「戦いの海は牙でこげ」や『ゴーグルV』の「めざめよ若き獅子たちよ」などのフレーズに小池らしさを感じる。なお、『マジンガーZ』の主題歌歌手・兄キこと水木一郎は健在だが、『デンジマン』主題歌「ああ電子戦隊デンジマン」を歌った歌手・成田賢も去る2018年11月13日に73歳で亡くなっている。

 ほかにも特撮ヒーロー番組『宇宙猿人ゴリ(スペクトルマン)』(’71年)の企画立ち上げ時に参加していたり、『電人ザボーガー』(’74年)の原案に名を連ねていたりと、その活躍は原作者・作詞家の範疇にとどまらない。

 人は誰しも別の顔を持っている。偉人の死に際してその別の顔、別の才能を改めて紐解くことも大切且つ必要なことではないだろうか。小池は「Zのテーマ」の歌詞中で「人の命はつきるとも、不滅の力マジンガーZ」と綴っていた。その詞のとおり、たとえ小池一夫が逝去しても、小池作品もまたいつまでも不滅なのである。

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