「心から幸せにしたいと真摯に思いました」

 6月6日に台湾人女優でトップモデルのリン・チーリン(44 林志玲)との結婚を発表したEXILEのパフォーマーAKIRA(37)は、心中をこうコメントした。日台のトップスター同士の電撃婚は、日本だけではなく台湾・中国といった中華圏メディアでも大きな話題となった。

舞台『レッドクリフ ~愛~』の記者会見に登場したリン・チーリン(左)とEXILE・AKIRA(右)(2011年) ©時事通信社

語学も堪能な、才色兼備なインテリ

「結婚発表のあと、カーナビの中年男性ユーザーは次々とリン・チーリンの音声から切り替え!」(6月7日付 東方財富網)

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 中華系経済メディアもその結婚余波について特集を組むほどで、リンの結婚によって多くの中年ファンが落胆していると報じられている。それもひとえにリンのキャラクターと美貌が、幅広い人気を集めているが故なのだという。

「リンはカナダ・トロント大学を卒業したインテリで、北京語、広東語、英語、日本語を流暢に話すなど語学も堪能。中華圏の男性にとっては、理想的な“花瓶(飾り物)”としてアイドル的な存在になっていました。その甘い声も特徴的で、彼女の声を搭載したカーナビが人気を博した。しかし電撃婚によってファンが失望。リンの音声から中国落語家に切り替えるユーザーが続出したそうなのです(笑)」(台湾人ジャーナリスト)

 モデルとして活動していたリンは2008年にジョン・ウー監督の大ヒット映画『レッドクリフ』に出演し女優デビュー。10年には日本のテレビドラマ『月の恋人~Moon Lovers~』(フジテレビ系)で木村拓哉の相手役を演じ、日本でもその名が知られるようになった。

 それ以降、リンはアジア圏で人気の大女優に。AKIRAとは11年の舞台版『レッドクリフ~愛~』で知り合い、長い年月を経てゴールインとなった。

恋多き女性としても知られていた

 才色兼備の女優として不動の地位を築いていたリン。日本風にいえば“お嫁さんにしたい女優No.1”といったところだろうか。

ボランティア活動の一環として、子どもたちに語りかけるリー・チーリン ©Getty Images

 彼女は恋多き女としても知られていた。