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ダジャレでなく本気で「安倍ンジャーズ」と書いた読売
最後に、勇ましいコラムを見つけたので紹介しよう。読売新聞の「政なび」という記者コラム。
タイトルは「安倍ンジャーズ」(6月7日)。
冒頭からゴキゲン。「アベンジャーズ(Avengers)みたいだ」から始まる。
《安倍首相とトランプ米大統領による海上自衛隊護衛艦「かが」の視察。甲板に降り立った2人が、搭載ヘリコプターを昇降させる巨大なエレベーターに乗って格納庫に姿を見せると、米国の人気映画になぞらえた感想が会場の関係者から漏れた。》
コラムは終盤「トランプ大統領がおかしな方向に進まぬよう、安倍首相に対する各国の期待は大きくなる」とし、
《懐に飛び込み、比類ない親密な首脳間関係を築いたという意味で、アベンジャーズより「安倍ンジャーズ」と呼ぶ方がふさわしい。そんな気がする光景だった。》
ダジャレでなく本気で「安倍ンジャーズ」と書いていた。
それにしてもプーチンが消え、トランプにツイートされ、無条件会談を呼びかけたら北朝鮮には「安倍一味はずうずうしい」と日刊ゲンダイみたいな口調で言われ、肝心の参院選前にどんどんメンバーが減ってる気がする「安倍ンジャーズ」。
大丈夫か。
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