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(3)購入するなら「セール」が狙い目

 もともとリーズナブルなお値段で販売されているFireシリーズですが、Amazonが催しているセールでは、さらに価格を下げて販売されることがよくあります。同社の電子ペーパー端末「Kindle」や、スマートスピーカー「Echo」にも言えますが、もともと1万円するかしないかという製品であるにもかかわらず、数千円の値引きは珍しくありません。

 一般的にこうした大幅な値引きは、モデルチェンジ時に旧モデルの処分を目的に行われることが多く、あとから新モデルと比べて後悔することもしばしばですが、このFireシリーズは過去何年かのモデルチェンジを振り返っても、CPUやメモリ容量はほぼ変わらず、容量違いのモデルが増えたり、対応するmicroSDの容量が増えるなどの微妙な変化にとどまっています。外見もそっくりで、サイズや重量もほぼ同一です。

本稿執筆時点ではちょうど父の日ということもあり、「父の日SALE」と称して、10.1インチモデル「Fire HD 10」が5,000円引きの1万980円で販売されています。定期的に行われるこうしたセールが狙い目です

 将来的に大幅なスペックアップがまったくないとは言い切れませんが、それゆえFireシリーズの入手にあたっては、あらかじめ特定のモデルに狙いをつけておき、セールで値下がりしたタイミングで製品をゲットするのが、満足感の高い入手方法だといえます。ほかの製品との同時購入や、複数台のまとめ買いで安くなるケースもありますので、まめにチェックしてみてはいかがでしょうか。