「タブレットが欲しい」と思ってさまざまな製品を比較している時、よく名前が上がるのが、Amazonのタブレット「Fire」シリーズです。iOSでもなければAndroidでもない、独自のOSを採用したこの製品、価格の安さはインパクト抜群ながらも、どのような製品かわからないという理由で、敬遠されることも多いようです。
しかし、キッズ向けを除く過去の「Fire」全モデルを購入している筆者に言わせると、特性を理解して使えば、これだけお得な製品もなかなかありません。今回は先日モデルチェンジしたばかりの「Fire 7」を含め、Fireシリーズとはどのような特徴があるのか、また購入するにあたって何を押さえておくべきなのか、これから購入する方を対象に、3つのポイントに絞って紹介します。
(1)使えるアプリを事前にチェック
Fireシリーズは、「Fire OS」という独自OSを搭載しています。実はこのFire OSは、AndroidをベースにAmazonが改良を加えたもので、実際には、Androidのアプリをインストールすることもできてしまいます。また一般的には非対応とされるGoogle Playストアを使う方法も存在します。
とはいえ、これらの利用はあくまでも自己責任であり、知識がなければお勧めできるものではありません。現実的には、Fireシリーズを購入するにあたっては、Amazonが提供するアプリストアを使うことを前提に、そこに目的のアプリが用意されているかどうかを、あらかじめ確認しておくのが無難です。