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茂木栄五郎、辰己涼介……高校野球芸人が楽天選手たちに聞いた“あのころの話“

文春野球コラム ペナントレース2019

 全国の野球ファンの皆さん! 今年も阪神甲子園球場に熱い夏がやってきました! 第101回全国高等学校野球選手権大会が8月6日に開幕という事で高校野球大好き芸人の私もいつも以上によく食べ、睡眠時間をしっかり取る事で体調を整え夏バテしない身体作りに余念がありません。

 さて、プロで活躍しているスーパースターも高校時代は甲子園に出るために死ぬほど厳しい練習にたえてきたと思います。という事で今回は楽天イーグルスの選手達にとっての甲子園、または高校野球についてお話を聞いてきました。まずは絶好調のリードオフマン茂木栄五郎選手から。

イーグルスの選手達が語る母校への愛

かみじょう「母校の桐蔭学園、甲子園春夏連続出場ならずでした」

茂木「そうなんです……4回戦で向上に負けて、その向上も次に桐光学園にコールド負けですからねぇ……」

かみじょう「くわしい!(笑)」

茂木「桐蔭学園はショートの森君がいいみたいですね」

かみ「森もいいけど、ショートは茂木でしょ」

茂木「ドラフトで入ってきたらポジション取られます。茂木より森です」

かみ「そんなあほな! 現在リーグ最多安打の人がよく言いますわぁ」

茂木「えっ、僕ですか? 何本ですか?」

かみ「知らんのかーい」

 母校の事には詳しくて、自分のことは後にする。令和の河島英五郎はここからさらにやってくれると信じている。さぁ続いは同じ神奈川で自身も甲子園で活躍、名門横浜高校出身の渡辺佳明選手だ!

横浜高校出身の渡辺佳明選手

かみ「今年は東海大相模でしたね」

渡辺「まぁ、後輩達はよくやりましたね」

かみ「横浜にとっての東海大相模の存在は?」

渡辺「やっぱり絶対に負けたくない相手です。でも逆に相模ならしょうがないとも思える相手ですね」

 永遠のライバル、東海大相模への思い、そして後輩への愛情も感じました。続いては新人ながらここまで大活躍の辰己涼介選手だ。

「戻れるなら甲子園に出たい」

かみ「甲子園大会は見たりしますか?」

辰己「大学時代は昼休憩の時に見てましたね」

かみ「高校球児たち見てて思う事はありますか?」

辰己「むちゃくちゃかっこいいですよね。一生懸命に泥々になって」

かみ「自分は違ったんですか?」

辰己「涼しい顔してやってました。甲子園も高校時代はそんなに出たいと思わなかったんです。なんであんなカッコつけてたんやろ……戻れるなら甲子園に出たいですね。もっと泥臭く必死こいてやればよかったです。彼らむちゃくちゃかっこいいですよ」

新人ながらここまで大活躍している辰巳涼介 ©時事通信社

かみ「覚えている練習はありますか?」

辰己「山を走って登る練習があるんですが、その山のスタート地点に行くまでがむちゃくちゃ遠くてスタート前にもうしんどいんです」

かみ「とんでもない距離なんやろなぁ……」

辰己「今は絶対走れない(笑)」