お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、きょう9月20日、41歳の誕生日を迎えた。この1年は、若林にとってさまざまなことがあった。中学・高校の同級生である春日俊彰と組むオードリーとしては、ラジオのレギュラー番組『オードリーのオールナイトニッポン』の10周年を記念して、昨年より全国各地をまわるライブツアーを実施、今年3月には日本武道館で3時間半ものライブを行なった。武道館ライブのクライマックスでは、春日と二人きりでステージに立って漫才を披露する。終わって暗転した途端、会場中から拍手喝采が起こった。若林はこのときの感想を、《オードリーの物語があったとして、中学2年の出会いの場面から始まるとしたら、本当にここで終わっても全然良かった》と記した(※1)。
「ぼくが一番潰したい男のこと」
武道館ライブの翌月、春日がテレビ番組で11年交際してきた女性にプロポーズした際に
昨年、若林は、山里が旧著に大幅加筆・修正して文庫化した自伝『天才はあきらめた』に、「ぼくが一番潰したい男のこと」と題して解説を寄せた。山里への嫉妬をあらわにしながらも、愛情に満ちたその解説文の終わりがけ、若林は《彼が、[引用者注:相方のしずちゃんやライブの観客などに対する]愛をさらに膨らまし伴侶を見つけでもして、人情系あったかMCになるのがぼくは怖い。/それだけは、阻止しなければならない。/みんなで監視しないといけない》と書いていた(※2)。山里が現実に伴侶を得たいま、若林はますますこの思いを強くしているのではないだろうか。