「週刊文春」1月30日号が報じた、俳優・東出昌大(31)と9歳下の女優・唐田えりか(22)との不倫が大きな話題となっている。東出は妻で俳優の杏(33)とは2015年元旦に結婚。2016年には双子の女児をもうけ、2017年には長男が誕生。2人は芸能界きってのおしどり夫婦として知られていたが、週刊文春の報じた東出の“裏切り”に多くの女性が怒りの声を上げている。
世の女性たちが立腹しているのは、杏が第三子妊娠中にとった東出の言動である。
当時、杏は身重で必死に双子を育てて家事をこなしながら、唐田と親密な関係に。東出はイクメンとしてメディアでも取り上げられていたが、実情は違った。「帰宅すると同時に温かい料理が用意されていないと、ぷいと怒って外に飲みに出てしまう」という証言を紹介している。
「妊娠中の不倫に、双子と年子(1歳違いの子供)も抱えて、日ごろと同じ水準の家事を夫が要求している。この状況は非常に危険です」
こう説明するのは、産後うつに詳しい専門医で、青山すみれクリニックの院長を務める坂本里江子氏だ。産後うつに悩まされる女性は多い。2018年には国立成育医療研究センターが妊産婦死亡の原因の中で自殺が最も多いと発表。自殺者の多くは産後うつの状態だったと言われている。坂本氏は今回の件について、こう指摘した。
「出産する女性にとって妊娠から出産期は環境が大きく変化し、大きな不安を感じやすい時期です。身体もホルモンバランスも激変し、働いている人なら休職や復職などで生活環境も変わる。産後は体力も落ちる。さらに自分がいなければ死んでしまうかも知れない幼子を抱えるプレッシャーは相当のものです」