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【オリックス】カリビアンの進化に貢献するロベルト・バルボン氏

文春野球コラム ペナントレース2017

2017/07/08
note

カリビアンの止まらぬ進化、サムライ野球とのハイブリッド

 カリブ系音楽が今日までの発展を遂げた裏には、間違い無く他国の文化との交わりがあった。1930年代にアメリカで根付いた「カリブ系音楽」は、20世紀、瞬く間に世界に広がって行ったのだ。もちろん行く先々の国にはその国固有の音楽カルチャーがあったはずだ。それでも渡る国々でその懐に飛び込んで行く。色々な思いもあったであろうが、そこは持ち前の情熱とパッションで乗り越えて来たのだろう。それはこと野球に関しても同じではないだろうか。カリブ野球もまた、世界と交わり進化を遂げているのである。そしてそこには、バルボンさんのような明るく愛らしいカリビアン特有の人間力が大きく力を発揮しているのだろう。

偉大なカリビアン、バルボンさん ©文藝春秋

 激動の時代に第一号として海を渡り、この日本に辿り着いたカリブ系ベースボールプレーヤー、ロベルト・バルボン氏。 彼から始まった日本とキューバの野球の交わりは、今尚進化を続け世界を熱く盛り上げている。

 Bsファン同志諸君! 我々には王さん、長嶋さんに引けを取らない野球界の偉大な先人が付いている。生のバルボンさんを見たいなら、一度Bsステージに足を運んでみてはいかがだろうか。

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※「文春野球コラム ペナントレース2017」実施中。この企画は、12人の執筆者がひいきの球団を担当し、野球コラムで戦うペナントレースです。コラムがおもしろいと思ったらオリジナルサイトhttp://bunshun.jp/articles/3259でHITボタンを押してください。

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