7月の月間個人タイトル各賞の発表
続いて7月の月間個人タイトルの発表です。
■7月期 ベストコラム賞
7月27日「オールスターで起きた奇跡的な瞬間」
千葉ロッテマリーンズ 梶原紀章
7月期も最優秀コラムの選考は議論が紛糾致しましたが、最終的に千葉ロッテマリーンズの梶原さんが5月以来2度目の受賞となりました。7月15日のZOZOマリンスタジアムで行われたオールスター第2戦。その試合後にパ・リーグの選手たちで行われた「WE ARE」を実施するまでの舞台裏を追ったドキュメントは、当事者としてパ・リーグの選手たちとあの舞台を作り上げた梶原さんだから書けた作品でした。ホークスの内川選手、松田選手をはじめ、パ・リーグ選手たちの一体感は素晴らしいですね。満場一致で文句なしの受賞です。
また次点には横浜DeNA・西澤さんの「夏の日の2015 あの日見た息子の涙とベイスターズの未来」(7月17日)などが迫りましたが、惜しくも及びませんでした。
■7月期 ベストゲーム賞
7月24日 「巨人 3433 - 2520 横浜DeNA」
指名テーマ対決「山口俊」
今月は対戦が4試合と少ない中、満票でベストゲームに選ばれたのが7月24日の巨人×横浜DeNA戦。7月11日に起きた巨人山口俊投手の暴行疑惑という難しいテーマを、現在所属の巨人ファン、昨年まで所属した横浜ファンの視点で書いていただきました。未だ公式な会見は行われておらず、処分も発表されていないなか、このテーマを扱うのは難しかったと思いますが、二人とも今できる状況での最高のコラムを書いていただきました。
■月間最多賞
【該当者なし】
通算対戦成績
【パ・リーグ 対戦成績】
埼玉西武 5勝4敗
東北楽天 5勝2敗
オリックス 4勝5敗
千葉ロッテ 3勝3敗
北海道日本ハム 1勝6敗
福岡ソフトバンク0勝5敗
【セ・リーグ 対戦成績】
巨人 7勝1敗
横浜DeNA 4勝1敗
阪神 3勝5敗
東京ヤクルト 2勝2敗
広島 2勝1敗
中日 1勝2敗
■7月期 首位打者
7月の月間HIT率(HIT数/PV)、セ・パ上位3傑は以下になります。
パ・リーグ
1位 .187 中川充四郎(埼玉西武)
2位 .146 えのきどいちろう(北海道日本ハム)
3位 .126 DOMI(オリックス)
セ・リーグ
1位 .134 長谷川晶一(東京ヤクルト)
2位 .129 西澤千央(横浜DeNA)
3位 .103 竹内茂喜(中日)
7月期の首位打者は、
パ・リーグ 中川充四郎(埼玉西武)
セ・リーグ 長谷川晶一(東京ヤクルト)
となりました。おめでとうございます。
尚、年間での首位打者争いは以下になります。
【通算HIT率三傑】
パ・リーグ
1位 .152 DOMI(オリックス)
2位 .118 かみじょうたけし(東北楽天)
3位 .114 えのきどいちろう(北海道日本ハム)
セ・リーグ
1位 .157 長谷川晶一(東京ヤクルト)
2位 .127 西澤千央(横浜DeNA)
3位 .099 大井智保子(広島)
ペナント後半戦からの追加ルール
最後に、前回の特別号でもお伝えしましたが、後半戦からの一部ルール変更をもう一度確認しておきます。
主なルール変更は2つです。
1、指名対決制度をリーグ戦でも取り入れます。
交流戦で行いました「指名対決制度」をリーグ戦でも取り入れます。対戦方法は希望する相手に申し込み、承諾されれば対戦決定となります。
2、代打制度の導入
各球団のコラムニストが指名した人物を「代打」として代わりにコラムを書いてもらうことができます。代打が使えるのは月に3回まで。もちろん一度も代打を使わず自力だけでやり抜いても結構です。HIT数は同じようにチームに還元されます。
ちなみに昨日は、中日ドラゴンズで初の代打、ライターの大山くまおさんが登場しました。今後もご期待ください。
そしてコラムニストのみなさん、残り3カ月となりました。がんばってください! フレーフレーフレーフレーフレー!
というわけで、文春野球コラムペナントレース7月期のコミッショナーだよりでした。引き続き文春野球をよろしくお願い致します。
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※「文春野球コラム ペナントレース2017」実施中。この企画は、12人の執筆者がひいきの球団を担当し、野球コラムで戦うペナントレースです。