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 新たに一貫化する学校には水戸第一と土浦第一も含まれる。水戸第一は旧制一中の流れを汲む名門校。土浦第一は近年では東大合格者数で水戸第一のお株を奪う県内トップ校だ。そのほかの8校も各地域のトップ進学校であり、そこに中学から入れることになるのだから、県内の教育熱心な家庭に与えるインパクトは大きい。県の教育委員会によれば今回の判断の背景に、少子化による高校の小規模化が予測される中で教育活動を維持・向上するための手立てを講じる必要があり、かつ既存中高一貫校3校が学業だけでなく課題解決能力の育成などにおいても優れた実績を出していることがあったようだ。

進学塾も対策コースを設置

 茨城の県立中高一貫校に毎年多数の合格者を出している進学塾「茨進(いばしん)」教育本部本部長の青木信行さんがその反響の大きさを語る。

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「県が10校の中高一貫校化を発表した直後の2019年4月に開催した入塾説明会には参加者が殺到し、当初1回のみの開催予定が7回転させなければならなくなった。公立中高一貫校対策コースを水戸と土浦の校舎にも設置することにしました」

 茨城県でのトップ校一貫校化が一定の成果を出せば、同様の動きが全国に広まる可能性がある。

出典:「文藝春秋」4月号

 ルポ「公立中高一貫校が作る『受験の新常識』」は「文藝春秋」4月号と「文藝春秋digital」に掲載されている。同記事では、広島叡智学園中学校・高等学校と大宮国際中等教育学校という昨年新設された2つの「国際バカロレア」対応の公立中高一貫校も訪問。最先端の公立中学校でどのような授業が行われているかなども伝えている。

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