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浜田雅功、石橋貴明、草刈正雄……一流芸能人の子どもが通う“和光学園”は何がスゴイのか?

2020/04/15

 今年は新型コロナウイルスの感染拡大にともない、卒業式や入学式を中止か延期するところも多いとはいえ、学校はひとまず新年度を迎えた。著名人からも子供がこの春、学校を卒業あるいは入学したという話がちらほら聞こえる。ファッションブランド「UNDERCOVER」のデザイナーの高橋盾は、娘がこの3月に和光高校を卒業したとSNSで報告していた。高橋の娘である高橋ららはモデルとして昨年9月、パリコレデビューを果たしている。なお、和光高校というと、埼玉県和光市にも同名の県立高校があるが、高橋ららが卒業したのは私立和光学園の運営する高校のほうで、東京都町田市に所在する。

 和光学園は幼稚園から大学院までを運営する学校法人だ。多数の芸能人・文化人が子供を通わせていることでも一部では知られ、作曲家の宮川泰の息子で同じく作曲家の宮川彬良、ダウンタウンの浜田雅功の息子でミュージシャンのハマ・オカモト(本稿執筆中の現時点で、新型コロナウイルス感染の疑いで2度目のPCR検査の結果待ちというが、無事を祈りたい)、草刈正雄の娘でタレントの紅蘭など、親子そろって表舞台で活躍するケースも目立つ。二世俳優も多く、宇野重吉の息子の寺尾聰(法政二高から転入後さらに転校)、緒形拳の息子の緒形直人(高校中退)、唐十郎・李麗仙の息子の大鶴義丹(玉川学園高から転入)、柄本明・角替和枝の息子の柄本佑・時生兄弟、渡辺徹・榊原郁恵の息子の渡辺裕太がやはり和光学園出身である。

草刈正雄の娘でタレントの紅蘭も和光学園出身だ ©文藝春秋

 セレブがこぞって子供を通わせる慶應義塾などとくらべても、和光学園の父兄の顔ぶれは遜色なく、巣立っていった著名人も個性派ぞろいだ。芸能人のあいだでは和光の評判はすこぶる高いようである。渡辺裕太は、母親の榊原郁恵が歌手の太田裕美に薦められたのをきっかけに和光学園に入学したという。その後、榊原からもほかの人に薦めるようになったとか(※1)。柄本佑・時生兄弟も、両親と同じ芸能事務所に所属する内田春菊(マンガ家・女優)から紹介され、和光学園に入ったらしい(※2)。内田も子供を和光に通わせていた。ちなみに柄本時生の同級生には、とんねるずの石橋貴明の娘で女優の石橋穂乃香がいる。

石橋貴明の娘で女優の石橋穂乃香も和光学園出身 ©文藝春秋

なぜ、芸能人は和光を薦め合うのか?

 なぜ、芸能人は和光を薦め合うのか? 理由のひとつには、「芸能人の子供に対してさまざまな配慮をしてくれる」というのもあるらしい(※3)。だが、和光学園を卒業した著名人の証言を読むと、どうもそれだけではないようだ。