アイドル時代には見たことのなかった、16歳の「るりちゃま」のリアル
――「ふわふわ」時代の思い出は?
「一番楽しかったのは、リリースイベントの特典会です。ファンの方とお話しできるのが嬉しくて楽しくて。とくに撮影会が大好きでした。最初のステージではあんなに緊張していたのに。
イベントで色々な会場に行ったり、テレビに出演させていただけたこともです。『ふわふわ』の時に経験したことは初めてのことばかりで、全部素敵な思い出だと思ってます。
年の近い女の子ばかりなので、悩みもありました。口も利かないメンバーができてしまったり、辛かったこともたくさん。元々人と関わるのは得意ではありませんでしたし、集団行動も苦手だったので……」
――今後、やっていきたいことは?
「お洒落をすることが楽しいので、カタログモデルをやりたいです。『ふわふわ』の時とは違う、今の自分に向いていることを探していきたいです。
私生活で今、やっていて一番楽しいのは、お料理です。作るのはもちろん、作った料理を美味しいって食べてもらえるのがたまらなく嬉しいです」
彼女の公式Twitterでは、卒業をこう語っている。
「ソロで活動することになりました。ソロ活動の第一歩として吉澤瑠莉花のデジタル写真集が発売になります! 是非ご覧ください! この第一歩を大切にしこれからも皆さんに応援していただけるよう頑張ります!」
デジタル写真集は、葉山の洋館、海岸などでロケを行った。時に憂いを含み、時に儚げで、やはり元気で。アイドル時代には見たことのなかった、16歳の「るりちゃま」のリアルがそこにはある。
――撮影の感想を教えてください。
「久しぶりのお仕事だし1人で緊張ばっかりだったけど、現場の皆さんが優しくて楽しく撮影ができました。今までとは少し違う雰囲気で、どんな仕上がりになるのか撮影中ずっとワクワクでした」
取材中に自分の身長が低いから、「身長差カップルが憧れなので、背が高い人が好み」と楽しそうに話していた彼女。ファンに対してこう語ってくれた。
「お久しぶりです。沢山お待たせしてしまいごめんなさい。今回は本当にいろいろ考えてこういう決断になりました。
初めて1人で電子写真集をやらせていただくことが決まってから、早く皆さんに報告したくてうずうずしていました。
私が、それも1人で、正直不安が大きいです。でも中途半端な気持ちではなく良い物にしたいという真っ直ぐな気持ちで撮影に挑みました、なので少しでも多くの方に見ていただけたら嬉しいです。
これからも、吉澤瑠莉花のことを見続けていて下さい」
◆吉澤瑠莉花(よしざわ・るりか)
2003年8月27日生まれ。東京都出身。ニックネームは「るり」。血液型はA型。『なかよし』専属モデル、『LOVE berry』レギュラーモデルなどを経て、2016年4月13日、「ふわふわ」のメンバーとして「フワフワSugar Love」でデビュー。「ジェリービーンズ」「桜並木」「恋花火」などに参加。2020年5月31日に「ふわふわ」正式脱退を発表。今後はソロとして活動していく。
◆Twitterアカウント
@rurikayoshizawa
https://twitter.com/rurikayoshizawa