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緊急避妊薬「アフターピル」なぜ日本では手に入りにくい? 薬局販売、未成年無料の国も

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コンドームは避妊という観点から見ると完璧ではない

 コンドームは、性病の感染予防には高い効果を発揮しますが、避妊という観点から見ると実は完璧ではありません。避妊の成功率の高さや、使う上での簡単さでいえば、低用量ピル以外の、IUS/IUD、避妊シール、避妊インプラント、そして避妊注射などたくさんの選択肢があります。しかし、日本ではそのほとんどが認可されていません。

 女性が、自分の身体についてコントロールするための手段、知れば知るほど日本ではその多くが制限され、アクセスが難しくなっていることがわかります。

「そこにたくさんの選択肢がある」ということすら知らなければ、現状に問題があると気づくことも難しいのですが、少しずつ知ることで声をあげるきっかけを増やしていきたいと思います。

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(漫画:ケイカ、編集後記:伊藤まり

 パレットークでは、「こうあるべき」を、超えてゆく。をテーマに、LGBTQ+、フェミニズム、多様性について、漫画やインタビューを通して発信している。

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